産経WEST

【衝撃事件の核心】史上最大の金塊密輸、香港・韓国ルート急増…消費税アップで〝うまみ〟 捜査当局は厳戒態勢

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【衝撃事件の核心】
史上最大の金塊密輸、香港・韓国ルート急増…消費税アップで〝うまみ〟 捜査当局は厳戒態勢

密輸の「運び役」が香港から国内に持ち込もうとした130キロの金の延べ板。金銭に換算すると計6億400万円相当になる。航空荷物を利用した密輸としては過去最大の規模となった=関西空港税関支署 密輸の「運び役」が香港から国内に持ち込もうとした130キロの金の延べ板。金銭に換算すると計6億400万円相当になる。航空荷物を利用した密輸としては過去最大の規模となった=関西空港税関支署

 ただ、金は麻薬や爆発物などの輸入禁制品でなく、たとえ密輸を発見しても没収できない。持ち込もうとした金が重さ数キロ程度で悪質性も低いと判断された場合は、罰金を支払えば金は手元に戻ってきてしまう。捜査関係者は「リスクの低さもあり、たとえ税関で見つかっても、何度も犯行を繰り返すケースが少なくない」と嘆く。

 密輸は海外を股に掛けた犯罪で、大がかりな組織だと複数の「運び屋」を使う場合も多いため、事件の全容解明に困難が伴うのも実情だ。「トカゲの尻尾切り」で捜査が難航することも少なくない。

 捜査幹部は「密輸を成功させないことが一番の抑止になる。税関と連携し、今後も水際阻止に全力で取り組む」と力を込めた。

このニュースの写真

  • 史上最大の金塊密輸、香港・韓国ルート急増…消費税アップで〝うまみ〟 捜査当局は厳戒態勢

「産経WEST」のランキング