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組み体操タワーとピラミッド禁止、新年度から…「重大事故に至る危険性」 大阪市教委、組み体操自体の可否も検討

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組み体操タワーとピラミッド禁止、新年度から…「重大事故に至る危険性」 大阪市教委、組み体操自体の可否も検討

組み体操5段 組み体操5段

 大阪市教委は9日の教育委員会議で、市立の小中高校の運動会などで実施してきた組み体操の技のうち肩の上に立って円塔を作る「タワー」と四つんばいの姿勢で積み重なる「ピラミッド」について、「落下や重量によって重大事故に至る危険性がある」として、平成28年度から全面的に禁止することを決定した。他の技でも負傷者が多数出ていることから、今後、組み体操そのものの実施の可否についても検討する。

 市教委では昨年9月、タワーは3段、ピラミッドは5段までとする高さ制限を導入。しかし、その後も小中学校の運動会や練習中に重傷事故が相次ぎ、骨折はタワーで4件、ピラミッドで3件に上った。会議では、委員から「低い段数で重傷で運ばれる子供も多い」という意見が出た。

 また、比較的、危険度が低いとされてきた「倒立」や「サボテン」などの技でも、昨秋、骨折だけで33件の負傷事故が発生したという。

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