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若桜鉄道85年の歴史ひもとく SLの映像や写真など展示 鳥取

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若桜鉄道85年の歴史ひもとく SLの映像や写真など展示 鳥取

鳥取市歴史博物館で開かれている「若桜線開業85周年 若桜鉄道 いまも息づく近代化遺産」展 鳥取市歴史博物館で開かれている「若桜線開業85周年 若桜鉄道 いまも息づく近代化遺産」展

 鳥取県東部で昭和5年に開業し、現在も当時の鉄道構造物がそのまま残る若桜鉄道の歴史を紹介する展覧会「若桜線開業85周年 若桜鉄道 いまも息づく近代化遺産」が、鳥取市歴史博物館(同市上町)で開かれている。3月21日まで。

 若桜鉄道の前身、国鉄若桜線は大正11年、八頭町郡家から若桜町を経て兵庫県に抜けるルートで計画された。昭和5年、郡家-若桜間(19・2キロ)が開通。その後、若桜から先は着工されなかった。昭和62年の国鉄分割民営化で第三セクター・若桜鉄道が誕生。平成20年には23の鉄道施設が国登録有形文化財になった。

 展覧会は資料、写真など約100点で、地域や産業、輸送に貢献した若桜鉄道の85年の歴史をひもとく。昭和10年の「郡家駅発列車時刻表」には、客車と貨物車をつないだ列車に「混」の記号が記され、若桜町などで産出する木材の運搬が、当初は大きな目的だったと分かる。また、蒸気機関車(SL)が若桜線を走る貴重な映像、写真を公開。SL運行復活による観光振興を模索する同鉄道の“原形”も見られる。

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