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春告げる「火の滝 下り竜」 和歌山・新宮「お燈まつり」

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春告げる「火の滝 下り竜」 和歌山・新宮「お燈まつり」

燃えさかる松明を手に石段を駆け下りる男たち=6日夜、和歌山県新宮市(20秒間露光、柿平博文撮影) 燃えさかる松明を手に石段を駆け下りる男たち=6日夜、和歌山県新宮市(20秒間露光、柿平博文撮影)

 約1400年前から伝わる勇壮な火祭り「お燈(とう)まつり」が6日夜、和歌山県新宮市の熊野速玉大社の摂社・神倉神社で行われ、白装束姿で腰に荒縄を巻いた「上(あが)り子」と呼ばれる男たちが赤々と燃えさかるたいまつを手に、538段の急な石段を駆け下りた。

 熊野地方に春を告げる伝統行事。たいまつの炎が帯状に連なってみえることから、地元民謡の新宮節で「山は火の滝 下り竜」とうたわれる。

 この日は同社のある神倉山山頂のご神体「ゴトビキ岩」周辺に約2400人の上り子たちが集合。午後8時過ぎ、山門が開かれると大きな雄たけびを上げながら一気に駆け出していった。

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