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上沼恵美子“官房長官”が「あわじ国」独立に一役 南あわじ市、第3弾PR動画公開 19日から“国民投票”

「あわじ国」として独立宣言した兵庫県南あわじ市の「独立派」が、独立の是非を問う“国民投票”に向けて矢継ぎ早にPR作戦を展開している。5日には、同市の「あわじ国」特設サイトで第3弾の動画「独立派PR~観光名所~篇」を公開。同市八木養宜上の食の拠点施設「美菜恋来屋(みなこいこいや)」に同国の官房長官で地元出身のタレント、上沼恵美子さんの等身大パネルを設置するなど支持拡大を図っている。
5日から公開された第3弾動画は、同市の観光スポットを軽快なリズムに合わせてナレーションとともに紹介する内容。イングランドの丘の映像では「可愛がられるだけで、満足か」、瓦割り体験では「常識を、打ち砕け」。渦潮では「この島には問題が渦巻いている」と、1月に公開された第2弾「農畜水産物篇」と同様、挑戦的なナレーションが印象的だ。
また独立派は実社会でも活動を活発化させている。動画公開に先立つ3日には、美菜恋来屋に上沼官房長官の等身大パネルを設置。大臣名をホワイトボードに記入でき、自分のなりたい大臣になって上沼官房長官と記念撮影することができるのがポイントで、県内外から人が集まる同施設でのPR活動が今月19日から3月13日にかけて行われる“国民投票”にどう影響するのか、注目が集まる。