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金魚の街に「猫窓」!? まどろむ様子が観光スポットに 奈良・大和郡山

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金魚の街に「猫窓」!? まどろむ様子が観光スポットに 奈良・大和郡山

窓から顔をのぞかせるこてつ、ちゃー、あすか(右から)。祖母の広瀬幸子さん(77)は「よく並んでいるのは太陽の光が東から差す午前中」と話す=奈良県大和郡山市 窓から顔をのぞかせるこてつ、ちゃー、あすか(右から)。祖母の広瀬幸子さん(77)は「よく並んでいるのは太陽の光が東から差す午前中」と話す=奈良県大和郡山市

 「金魚の街」として知られる奈良県大和郡山市であるスポットが話題になっている。「猫窓(ねこまど)」と呼ばれるものだ。“商店街に立つ平屋建ての建物内で暮らす5匹の猫を窓越しに愛でられる”というだけだが、口コミで広まり、商店街マップや案内板にも掲載されるまでに。地元は「金魚に次ぐ街の名物に」と意気込んでいる。(浜川太一)

 「猫窓のネコさん/5匹揃(そろ)っていれば大吉/4匹なら中吉/3匹は小吉」

 城下町の面影が残る同市の柳町商店街の入り口の掲示板には、こんな文言が踊る。「猫窓」の表記が浮かぶ観光マップを頼りに見つけた建物は、看板もない古い小さな平屋建て民家。中をのぞくと、ソファや棚の上で、5匹の猫がのんびりくつろいでいた。

 5匹は、2軒隣の広瀬由香さん(44)一家の飼い猫。メスの「なな」と、オスの「ちゃー」「こてつ」「あすか」の4匹は14年前、広瀬さんが段ボールに入れて捨てられていたのを見つけ連れ帰った。もう1匹のメス「ゆうこ」は10年前、広瀬家に現れた迷い猫だという。

 広瀬さんに子供が生まれたのを機に4年前、猫たちは物置として使っていたこの建物に居を移した。当初は「寂しくないかな」と心配したが、しばらくすると窓辺で日なたぼっこをし、ソファでくつろぐ猫の様子が窓越しに“堪能”できることが商店街の話題に。SNSに写真が掲載され、おやつのプレゼントも届くようになった。

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