産経WEST

【銀幕裏の声】忍者を超えた? 鳥と飛び、馬と併走するカメラマン-“シナリオ”のある驚愕のドキュメンタリー「シーズンズ」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【銀幕裏の声】
忍者を超えた? 鳥と飛び、馬と併走するカメラマン-“シナリオ”のある驚愕のドキュメンタリー「シーズンズ」

「シーズンズ 2万年の地球旅行」の鳥の飛翔シーンは、「WATARIDORI」のときより、さらに進化したマイクロライトプレーンで撮影された 「シーズンズ 2万年の地球旅行」の鳥の飛翔シーンは、「WATARIDORI」のときより、さらに進化したマイクロライトプレーンで撮影された

 新宅さんがこう説明するように、今作を製作した2人のフランス人監督、ジャック・ペランとジャック・クルーゾは、大陸や海を移動する渡り鳥の姿を追った「WATARIDORI」(2001年)、海を潜るペンギンや高速で泳ぐイルカの姿をとらえた「オーシャンズ」(09年)などを手掛け、数々の世界のドキュメンタリー賞を獲得してきた動物映画のスペシャリストだ。

ハイテク機器使用でとらえた「動物生態の謎」驚異の映像

 「WATARIDORI」では、カメラマンができる限り鳥の群れに接近しながら空を飛ぶため、エンジン音を抑えた特別製のマイクロライトプレーンを製作。「オーシャンズ」ではイルカと同じ速度で海中を進むための最新兵器“魚雷カメラ”を製作し、それまで謎とされた動物たちの生態をとらえて紹介してきた。

 これらハイテク機器を駆使してとらえた驚異の映像は世界中の動物、映画ファンだけでなく、動物学者や研究者たちをも驚かせてきた。

 最新作の「シーズンズ」では、「WATARIDORI」で使用したマイクロライトプレーンをさらに改良し、カメラマンが鳥の群れと一体となって空を飛ぶ撮影に成功。臨場感あふれる飛翔シーンは感動的だ。

 「もちろん映像はすべてノンフィクションですが、単に動物まかせのハプニング映像ではありません。実はストーリーがあるのです」と新宅さんが製作秘話を明かす。

 つまり、これらの映像はドラマやアクション映画のように、「監督が絵コンテを描き、それを再現した映像」だと言うのだ。

このニュースの写真

  • 忍者を超えた? 鳥と飛び、馬と併走するカメラマン-“シナリオ”のある驚愕のドキュメンタリー「シーズンズ」
  • 忍者を超えた? 鳥と飛び、馬と併走するカメラマン-“シナリオ”のある驚愕のドキュメンタリー「シーズンズ」
  • 忍者を超えた? 鳥と飛び、馬と併走するカメラマン-“シナリオ”のある驚愕のドキュメンタリー「シーズンズ」

「産経WEST」のランキング