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【関西の議論】「大人になろう」親友の助言効く メディアと対立…西宮市長変えた田中角栄の「金言」

他市の首長にも飛び火

 今村市長が対立した相手はメディアだけではない。

 兵庫県宝塚市の中川智子市長が10月21日の定例会見で、HPでの文書掲載優先の方針に対して「HPが見られない市民もいるのに、会見という方法を遮断するのは知る権利の侵害。自分中心の考えで怒りに震える」とかみついた。これに対し、今村市長は11月26日の定例会見で「市外の首長が西宮市のことに思いをもっているのか。驚きに震えた」とやり返した。

 12月には、西宮市の給食への異物混入について情報公開請求をした他市選出の兵庫県議に対し、ブログ上で「不用意な情報発信で余所(よそ)の市民を不安にさせることについては再発防止に努めていただきたいと」と批判。県議はブログ上で「市長には冷静さを欠いたミスリードがある。責任転嫁としか見えず、納得のできる合理的なものではない」と非難した。

「政治家は悪く書かれるのが商売」

 この1年間、各方面と対立を繰り返した今村市長。それだけに年明けに態度が軟化したのは驚きだった。背景を探ると、今村市長と親友のやり取りがあった。

 昨年末、今村市長は十年来の友人で、政治家として先輩にあたる近隣市の市議と神戸・三宮で食事をする機会があった。

 一連の問題をめぐる悪評に心を痛めていた市議はその際、「大人になろうよ」とアドバイスした。今年初の定例会見の数日前、今村市長からメールがあり、「少し態度を変えようかと思う」と書かれていた。そこで、市議は田中元首相の言葉を送ることを思いついた。

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