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【大阪国際女子マラソン】増田明美の目/強気、スピード随一…殻破りマラソン〝奏でる〟ことできた

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【大阪国際女子マラソン】
増田明美の目/強気、スピード随一…殻破りマラソン〝奏でる〟ことできた

レース後は(左から)2位の堀江、優勝の福士、3位の竹中も装い華麗に表彰式に出席した レース後は(左から)2位の堀江、優勝の福士、3位の竹中も装い華麗に表彰式に出席した

 福士さんは強気でしたね。今回は自分に負けませんでした。気温も上がって最初から汗をかく中で、5キロ16分40秒のペースメーカーにしっかりついていきました。勝つんだという気持ちがレースに表れていました。真価が問われる30キロ以降、ペースメーカーが外れた後の孤独な旅をよく走り切りました。マラソンというものをやっと自分のものにしたんじゃないでしょうか。

 先頭集団は陸連が設定した5キロ16分40秒という超高速船。第2集団は刻んでいく安全フェリーという展開になりました。選考会は内容を評価されるわけで、後続から拾っていくよりは、最初から積極的にいった方が有利…という空気も漂っていました。チャレンジした重友さんら先頭集団が崩れた中、勝ちきった福士さんに本当の強さを感じます。

 福士さんはトラックで活躍していたとき「走りを奏でる」という言い方をしていました。殻を破ったことで、マラソンも奏でることができるでしょう。スピードは随一。昨年のシカゴマラソンではアフリカの選手を引き連れて走っていました。アフリカ勢にも負ける気はないはず。リオでも強気に金メダルを狙っていくと思いますよ。(スポーツジャーナリスト、1984年ロス五輪代表)

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