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【大阪国際女子マラソン】堀江が2位 故障を乗り越え、後半勝負

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【大阪国際女子マラソン】
堀江が2位 故障を乗り越え、後半勝負

【第35回大阪国際女子マラソン】2位でゴールする堀江美里=31日、ヤンマースタジアム長居(甘利慈撮影) 【第35回大阪国際女子マラソン】2位でゴールする堀江美里=31日、ヤンマースタジアム長居(甘利慈撮影)

 足の痛みに耐え、粘りの走りを披露した。中間点ではトップ集団に3分40秒差の8位グループにいた堀江が37キロ付近で加藤、38キロすぎで重友、40キロ手前で竹中と、先頭集団にいたランナーを次々とかわし、2位でゴール。2時間27分57秒の自己ベスト更新はならなかったが「2位は想像していなかった。準備してきたものは出せた」とさわやかな表情で話した。

 ノーリツの森岡監督によれば昨年の堀江は「毎日泣いていた」。股関節を痛め、3月の名古屋ウィメンズは途中棄権。容赦なく襲ってくる痛みと思い通りに走れない悔しさ。心も折れ、ジョギングを怖がるほどだった。

 それでもやってくる4年に1度の五輪選考レース。考えを変えた。「痛くても走れる足をつくろう」。補強トレーニングのほか、距離を積み重ねた。1月の12日間で40キロ走を4本敢行。足の痛みについては「だから何なの」という境地に達した。

 スタート直前に決めたプランは先頭集団にはついていかず、後半に上げていくというもの。作戦としては的中。35~40キロが17分台だったのは福士と2人だけ。余力を残していたからだった。

 ただ、この展開を良しとはしていない。「リオの選考会なのに後半勝負を選択したのは情けない」。終盤に体を動かせたのは収穫。次は先頭集団で食らいついた後に持ち味の粘り発揮したい。(鮫島敬三)

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