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【大阪国際女子マラソン】未知のスピードに果敢に挑んだ竹中「世界を肌で感じた」

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【大阪国際女子マラソン】
未知のスピードに果敢に挑んだ竹中「世界を肌で感じた」

【第35回大阪国際女子マラソン】3位でゴールする竹中理沙=31日、ヤンマースタジアム長居(山田喜貴撮影) 【第35回大阪国際女子マラソン】3位でゴールする竹中理沙=31日、ヤンマースタジアム長居(山田喜貴撮影)

 壮絶なサバイバルレースに24キロ過ぎで脱落した竹中。「力不足を感じ、悔しいレース」と振り返ったが、マラソン3戦目にして大会記録ペースに真っ向勝負を挑んでの3位に「少しマラソンランナーっぽい走りができるようになった」と自信を得た様子だった。

 6キロで先頭集団はペースメーカーを除いて6人になるハイペース。リオ五輪を目指して勝負すると決めた26歳は臆することなく未知の領域に挑んだ。1人、また1人と脱落する中、福士と肩を並べてレースを引っ張った。

 大会前の豪州合宿は、予定通りに走れていても「このペースでいいのかと自分に問いかけ、限界に挑戦する練習を何度もやってきた」。体にいいと聞けば食事でも何でも試すストイックな姿勢で、大阪国際を目標に極限の仕上げをしてきた。

 歯を食いしばり追いかけた福士の背中は遠ざかった。それでも「福士さんのように走り続けないと、世界で戦えないことを肌で感じることができた」と晴れやかな表情。リオは遠のいたかもしれないが、世界との距離感を縮める力走だった。(大宮健司)

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