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小豆島「お猿の国」相次ぐ“新旧交代” 当たりの申年?

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小豆島「お猿の国」相次ぐ“新旧交代” 当たりの申年?

銚子渓自然動物園「お猿の国」で、A群のボス「団十郎」を襲名したサル=香川県土庄町 銚子渓自然動物園「お猿の国」で、A群のボス「団十郎」を襲名したサル=香川県土庄町

 餌付けされた約500匹の野生のサルが住む小豆島(香川県)の観光スポット「銚子渓自然動物園『お猿の国』」(土庄町肥土山)で、約300匹を率いるA群の新たなボス「団十郎」(雄、推定12~13歳)が誕生した。昨年末にはB群に新ボスの「トラ」(雄、推定18歳)が就任しており、今年のえと「申(さる)」に合わせたような“新旧交代”が話題を呼んでいる。

 A群のボスは代々、「団十郎」と名付けられている。先代のボス(雄、推定21歳)が今月15日から行方不明となり、1週間ほど様子を見たが姿を現さなかったことからナンバー2の「猿之助」に23代目を継がせることにした。「団十郎」を襲名したばかりの新ボスは、飼育員の呼びかけにもすぐに反応するなどナンバー1としての自覚がみられるという。

 同園は昭和31年、同園一帯に生息する野生ニホンザルの餌付けに成功し、周辺を整備して4月に開園。当時は園地の山側を根城にするA群(約300匹)を上群、谷側を支配するB群(約200匹)を下群と呼び、A群のボスは小豆島の伝統郷土芸能・農村歌舞伎にちなんで「団十郎」と呼ばれている。

 飼育員によると、新たな団十郎はおとなしく優しい性格。一方、昨年12月に世代交代した9代目・トラが率いるB群は戦闘的で、毎日、午前中は同園のエサ場を占拠しており、穏健派とされるA群が現れるのは午後の給餌以降だという。

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