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【大阪国際女子マラソン】リオへ駆ける(4)「自信を持って世界の舞台に」 重友梨佐

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【大阪国際女子マラソン】
リオへ駆ける(4)「自信を持って世界の舞台に」 重友梨佐

五輪連続代表を目指す重友梨佐(寺口純平撮影) 五輪連続代表を目指す重友梨佐(寺口純平撮影)

 自身も出場した昨年の世界選手権(北京)で伊藤舞(大塚製薬)が五輪代表に内定し、残る切符はわずか2枚。厳しい戦いになることは承知の上だ。「でも、逆に自分にしっかりしろという気持ちになれる」。自らに発破をかけながら、米アルバカーキでの高地合宿で練習を積んできた。

 過去に3度出場し、天国も地獄も経験してきた浪速路。今回のテーマについては「五輪へのこだわりだけじゃない。自分の記録にチャレンジすることの方が大きい」と話す。その言葉には大きな理由がある。

 昨年のレースで2時間26分39秒をマークして世界選手権代表に選ばれたものの、選考の過程では横浜国際で優勝していた田中智美(第一生命)を推す声も多くあった。天満屋の武冨豊総監督からは「気にしなくていいから」と声をかけられていたが、「何も思わずにはいられなかった。気持ちは複雑な部分もあった」と振り返る。

 注目度では22分台を出していた前田彩里(ダイハツ)の方が高かったのも事実。レース本番の結果は30キロ以降に失速して14位に終わり、実力不足と受け止めるしかなかった。「もっと自信を持って世界の舞台に立てるような結果を出して(五輪代表に)選ばれたい」。そう一念発起した。

 初の五輪出場となったロンドンでは「出れたらいいなという気持ちだけだった」と話す通り、レースも惨敗に終わり、五輪以降は「大舞台で自分の走りをすることを目指したい」という思いでマラソンに向き合ってきた。

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