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【大阪国際女子マラソン】リオへ駆ける(1)「今年こそ1等賞」徳之島で原点回帰 福士加代子

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【大阪国際女子マラソン】
リオへ駆ける(1)「今年こそ1等賞」徳之島で原点回帰 福士加代子

ジョギングする福士加代子 ジョギングする福士加代子

 シドニー五輪金メダリストの高橋尚子がマラソン練習を積んだ場所として知られる徳之島(鹿児島県)。「尚子ロード」の石碑もある離島で、年末年始の約2週間、合宿を行った。

 徳之島合宿は、2008年大阪国際での初マラソン以来、約8年ぶりだった。ワコールの永山忠幸監督は「初心に戻って、土台作り。後半にペースアップするための練習」と話す。昨年夏は脚の故障で練習を継続できなかっただけに、起伏のある島で足作りをするのが目的。福士も「ほんと鬼ですよ、このコース」と苦笑しながら、40キロ走など距離走を重ねた。

 “トラックの女王”として臨んだ08年の初マラソンでは序盤から独走しながら、25キロ以降に大きく失速し、競技場に戻って何度も転倒した。当時の徳之島合宿ではマラソン練習と呼べる練習は30キロ走を1回走った程度。「準備も適当だったし、気持ちの部分も適当でしたね」と振り返る。ただ、当時とは練習量は格段に違う。「今回も徳之島なので、昔の自分よりやってるなあというのは感じた」。かつてと同じ場所を選んだのは自信をつける狙いもあった。

 現在33歳。リオデジャネイロ五輪代表に決まれば、日本の女子マラソンの五輪代表では史上最年長となる。五輪イヤーは過去2度、大阪国際を走り、いずれも五輪切符には遠かった。「過去は緊張しっぱなしだったような気がするし、どっかで自分を大きく見せようとする部分もあった。それはもうやめようかな」。年齢を重ね、心に落ち着きが出てきたのも大きな変化だ。

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