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【サッカー五輪最終予選】「ドーハの悲劇」は繰り返さない イラク戦に手倉森監督「縁がある」

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【サッカー五輪最終予選】
「ドーハの悲劇」は繰り返さない イラク戦に手倉森監督「縁がある」

「ドーハの悲劇」 1998年10月のサッカーW杯、日本-イラク戦。ロスタイムで同点にされ、W杯初出場を逃した日本選手ら 「ドーハの悲劇」 1998年10月のサッカーW杯、日本-イラク戦。ロスタイムで同点にされ、W杯初出場を逃した日本選手ら

 リオ五輪切符を懸けた準決勝の日本の相手は、イラクに決まった。1993年のW杯米国大会アジア最終予選で日本代表が終了間際に同点に追い付かれ、初のW杯出場を目前で逃した「ドーハの悲劇」の“因縁”の相手だ。

 イラクのリオ五輪世代は2012年のU-19アジア選手権で準優勝し、2014年のU-22アジア選手権の王者を勝ち取っており、この世代では圧倒的な強さを誇る。

 延長戦の末UAEを打ち破った準々決勝で際立ったのが、粘り強さだ。

 失点した直後の後半32分に、相手のクリアミスを見逃さずに拾って追い付き、延長前半13分には左サイドから抜け出したFWモハナドが一撃を決めて逆転。試合終了間際にもゴールが飛び出す劇的勝利を演じた。アブドゥルガニ監督は「最大の目標は次の試合で勝ち、五輪に出ることだ」と宣言。日本については「よく知っていて、スタイルを研究している。これから戦術を練りたい」と自信を示す。

 準々決勝を視察した日本の手倉森監督は「縁がある」と対戦を歓迎。指揮官にとってイラクは2014年仁川アジア大会で敗れるなど過去2戦2敗。120分の戦いで消耗したとはいえ、今大会最大の難敵となりそうだ。(吉原知也)

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