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ドローンは災害現場に有効? 誤操作心配? 滋賀の警察官ら学ぶ

小型無人機「ドローン」について、警察官に学んでもらう講習会が22日、滋賀県警本部で開かれた。講習会では、同県警で唯一ドローンを所有する甲賀署が、県警本部の警備課員らに操縦方法などを説明。昨年12月に施行された、無人航空機の飛行を規制する改正航空法についても理解を深めた。県警は災害現場や事件捜査でドローンを活用できるかどうか、検討を進めている。
講習会には、各警察署や県警本部の警備課員約30人が出席。警察の支援団体からドローンの寄贈を受け、昨年9月に署内で研究会をつくった甲賀署の署員が、操縦方法などを説明した。実際にドローンを飛ばし、「GPS機能で機体の水平を保てる」「ボタン一つで離陸場所に戻ってくる」などと説明。ドローンの小型カメラで撮影した動画が会場に流されると、「画質がきれい」という感想がきかれた。