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松葉ガニ不漁で高値に 兵庫の漁港で「水ガニ」初セリ

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松葉ガニ不漁で高値に 兵庫の漁港で「水ガニ」初セリ

水揚げされた水ガニの初セリ=兵庫県香美町の香住漁港 水揚げされた水ガニの初セリ=兵庫県香美町の香住漁港

 松葉ガニ(ズワイガニのオス)になる前の脱皮間もない「水ガニ」(若松葉ガニ)の漁が20日解禁となり、兵庫県香美町香住区の香住漁港で22日、初セリが行われた。水ガニの漁期は2月末まで。

 カニは脱皮しながら成長し、7~8年で親になる。脱皮時の甲羅幅が14~15センチは水ガニと呼ばれ、殻の硬さを増して松葉ガニになる。水ガニは身入りが少なく、冬の味覚の松葉ガニよりも安価だが、しゃぶしゃぶにするとおいしい。

 香住漁港ではこの日、大型の底引き網漁船2隻が入港。松葉ガニが昨年11月6日の解禁以来の不漁で、メスのセコガニが昨年12月末で終了したこともあり、水ガニの初セリは高値傾向となった。

 但馬漁協によると、初日の水揚げは計1・6トン。漁獲金額は約400万円、1匹の高値は2500円で、昨年のほぼ2倍だった。

 漁業関係者は「原油安で船の燃料費はありがたいが、水ガニを獲ると、将来の松葉ガニ漁にも影響するので心配だ」と話した。

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