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27年の関西インバウンド消費、前年比約7割増の6950億円…三菱UFJリサーチ調査

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27年の関西インバウンド消費、前年比約7割増の6950億円…三菱UFJリサーチ調査

平成27年の地域別訪日外国人消費額 平成27年の地域別訪日外国人消費額

 シンクタンクの三菱UFJリサーチ&コンサルティングは21日、平成27年の近畿2府4県の訪日外国人客(インバウンド)消費が前年比約7割増の約6950億円に上ったとする推計結果を発表した。観光庁によると、27年の全国の合計消費額は3兆4771億円で、このうち約2割が近畿で消費された計算となる。

 観光庁の訪日外国人消費動向調査などから、地域別の訪問者数と消費額を推計した。調査によると27年の近畿の訪問者数は前年比64・8%増の約790万人。全国は同47・1%増の約1974万人で、近畿は全国を上回る伸び率だった。

 消費額は近畿が同68・0%増の約6950億円。関東は同68・5%増の約1兆9173億円、中部は同30・7%増の約1734億円だった。1人あたりの消費額では関東が16・8万円にのぼり、近畿は8・8万円と半分程度だった。三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、関東は宿泊単価が近畿に比べ高額であることなどが消費単価を押し上げたとみている。

 調査を担当した塚田裕昭主任研究員は「昨年はビザ発給要件の緩和と円安で訪日客が急増した。28年は円高と中国の景気減速の影響次第で、インバウンド消費の景気押し上げ効果は小さくなる可能性がある」としている。

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