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【関西の議論】コウノトリのペア、年明けに“急接近”…いよいよ産卵の季節、四国初の繁殖へ高まる期待

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【関西の議論】
コウノトリのペア、年明けに“急接近”…いよいよ産卵の季節、四国初の繁殖へ高まる期待

昨年6月に見られた交尾行動 昨年6月に見られた交尾行動

 感電防止のため巣を作った電柱に仮設電線をつなぐバイパス工事を実施したり、夏場の餌場作りをしたりと、県や農協、レンコン生産者らが一体となって保護に努めたかいもあり、ペアは夏場を乗り越え秋を迎えた。しかし10月になると、営巣地周辺で姿を見かけなくなった。

 ペアの行動を見守り続ける近くに住む男性(64)によると、営巣地から約6キロ離れた同県上板町の吉野川の堰(せき)で週3回ほど水浴びをしたり、落ちアユを狙ったりしていたという。また、最初に巣作りをしようとした営巣地から4~5キロ離れた変電所近くのレンコン畑で頻繁に餌をついばむ姿も目撃された。

 営巣地周辺の約490ヘクタールが、今後10年間、鳥獣の捕獲・狩猟を禁止する「鳴門コウノトリ鳥獣保護区」に指定された11月頃になると、ペアは一緒でなく別々に行動するようにもなった。

 主が寄りつかなくなった巣は台風や風雨にさらされ、原形をとどめないほど小さくなり、見守ってきた住民らは「果たしてここで産卵するのだろうか。繁殖しても別の場所になるのでは」と不安を募らせた。

 しかし、コウノトリは1度ペアになると、毎年同じ場所で営巣することがわかっており、コウノトリの郷公園は「繁殖が近づき、巣作りを始めると早ければ1週間で完成させるので、巣の大きさは心配はない」と話す。

年が明けて仲むつまじく過ごす

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