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【阪神大震災21年】21年ぶり再建の本堂で追悼法要 海泉寺に2000人

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【阪神大震災21年】
21年ぶり再建の本堂で追悼法要 海泉寺に2000人

再建された海泉寺本堂で行われた震災犠牲者を悼む追悼法要=神戸市長田区

 神戸市長田区の海泉寺で阪神大震災で全壊した本堂が21年ぶりに再建され、17日、犠牲者を追悼する法要が行われた。檀家(だんか)や地元住民ら約200人が参列し、読経の中で静かに手を合わせた。

 あの日、文化12(1815)年に建てられた本堂が全壊した。しかし、染川眞澄住職は寺の再建より復興の手助けが重要と考え、仮設住宅で生活する檀家に近況を聞くなどする活動を続けた。再建を決意したのは震災から16年後の平成23年。「本堂を建て直してほしい」とする壇家の要望が高まったからだった。

 新本堂は災害に強い鉄筋2階建て。火災から寺や街を守ってほしいとの願いを込め、1階天井には水を司るといわれる龍の姿を描いた。梁川住職は「再建は感慨深い。犠牲者への追悼の気持ちを忘れず、これからも法要を続けていきたい」と話した。

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