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 「豊作の一年になれば」 和歌山で「小豆粥占い神事」

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 「豊作の一年になれば」 和歌山で「小豆粥占い神事」

「小豆粥占い神事」。「早稲」の竹筒に多く米がつまっていた=橋本市

 竹筒を小豆粥(がゆ)の大釜に沈め、中に入った分量で、今年の稲の豊凶を占う「小豆粥占い神事」が15日早朝、橋本市の隅田八幡神社で営まれた。約300年続くとされる伝統行事で、集まった市民らが興味深そうに眺めていた。

 この神事は毎年、小正月の15日に行われ、参拝者は「早稲(わせ)」「中稲(なかて)」「晩稲(おくて)」を示す3本の竹筒(長さ約20センチ、太さ約2・5センチ)のうち、米がよくつまった竹筒を重んじ、今年の稲の品種に選ぶ際の参考にするという。

 神事は午前5時ごろに始まり、寺本嘉幸宮司ら神職が大釜で粥を炊き、3本の竹筒を大釜の中へ。数分後に引き上げて竹筒を開くと、「早稲」に入った米の量が多く、「中稲」「晩稲」はほどほどの入り。小豆は3本とも同じ程度の入り具合だった。

 「今年はとくに早稲がいい。これだけの米の入り具合は近年で珍しい」と寺本宮司。同市内の主婦、坂上良子さん(74)は「豊作の一年になればいいですね」と話していた。

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