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【阪神大震災21年】多くの住民に入居期限が迫る… 借り上げ復興住宅アンケート詳報

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【阪神大震災21年】
多くの住民に入居期限が迫る… 借り上げ復興住宅アンケート詳報

 次に多かったのは民間の賃貸住宅から移ってきた住民で、50人(22・6%)が該当。このほか、「親類や知人宅に身を寄せていた」(7・2%)、「いったん自宅に戻った」(5%)などの回答もあった。

 いったん別の公営住宅に入居しながら、20年の入居期限があることを知らなかったため、家賃の安い復興住宅に引っ越したという住民もいた。

 入居の時期については、制度が始まって間もない平成11~12年に入居した人が97人(43・9%)に上り、半数近くの住民が20年の入居期限を目前に控えている状況が明らかになった。

 ■生活の満足度は?

 住民らは「現在」と「入居直後」の復興住宅での生活を、それぞれどのように評価しているのか。「仕事」「生活資金」「住まい」の3項目について、被災前を「10点」として点数をつけてもらった。

 現在の「仕事」の評価では、最多の19人が10点をつける一方、0点が13人、1点が18人と低評価も多い。入居直後と比較すると、二極化の傾向がより進んでいることが分かった。

 「生活資金」の現在の評価では、34人が回答した5点が最多だったが、こちらも10点が22人、0点が17人と極端な意見も多い。

 「住まい」に関しては、現在、入居直後ともに高評価が目立つ。現在の評価では、10点の回答が70人に上り、有効回答の平均点は7・9点と他の2項目を大きく上回り、「15点」「20点」とする回答もあった。

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