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【あさが来たの舞台裏(8)】「五代様」の未来を暗示する「砂時計」…小道具にまでこだわった舞台設定

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【あさが来たの舞台裏(8)】
「五代様」の未来を暗示する「砂時計」…小道具にまでこだわった舞台設定

「大阪経済発展のため、今、自分がやるべきことは…」と、砂時計を見ながら深く考える五代友厚(ディーン・フジオカ) 「大阪経済発展のため、今、自分がやるべきことは…」と、砂時計を見ながら深く考える五代友厚(ディーン・フジオカ)

 また、このドラマの特徴として、さまざまな小道具の使用があります。

 よのが作り、加野屋をずっと見守ってきた「招き猫」はその代表格で、正吉亡き後は、よのの心の支えにもなっています。また、結婚前に新次郎があさに贈った「赤いそろばん」は夫婦の絆(きずな)の象徴、「庭の大木」はあさと亡き祖父・忠政との絆の象徴で、「箏(こと)」はあさとはつの姉妹愛の象徴になっています。

 ちなみに1月18日からの週で、五代が大阪商法会議所のデスクで手にかざす「砂時計」は、「限られた人生の時間」の象徴です。生の時間は限られているからこそ、前を向いて最後の砂の一粒が落ちるまで懸命に生きなければならない。そんなメッセージを込めて使用してみました。

 ドラマをごらんの皆さまも、人物だけでなく背景に置かれた小道具の意味を考えてみると、楽しさがさらに増すかもしれません。(「あさが来た」ディレクター 西谷真一)

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