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【祇園暴走事故】暴走した営業車の会社が自己破産へ 事故影響で来店客減少や受注減 帝国データまとめ

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【祇園暴走事故】
暴走した営業車の会社が自己破産へ 事故影響で来店客減少や受注減 帝国データまとめ

 平成24年4月、京都・祇園で軽ワゴン車が暴走し19人が死傷した事故で、運転していた男性=当時(30)、死亡=の勤務先だった藍染め販売会社「藍香房(あいこうぼう)」(京都市下京区)が事業を停止し、京都地裁に自己破産を申請する準備に入ったことが12日、分かった。帝国データバンクによると、負債総額は約5億7千万円の見込み。事故の影響による来店客数減や受注減で資金繰りが悪化し、事業を続けることは難しいと判断したという。

 帝国データバンクによると、同社は昭和62年に創業。京都府内を中心に、全国の呉服卸業者などに販路を構築し、染呉服などの卸売りのほか、本店で小売りも展開。平成14年1月期には約6億8700万円の売上高があった。

 しかし、24年4月、同社の従業員が運転する営業車の軽ワゴン車が暴走し、京都・祇園で19人が死傷する事故が発生。同社も管理者責任を問われ、25年には業務上過失致死傷容疑で女性社長(74)が書類送検された。その後、嫌疑不十分で不起訴となったが、業績は低迷、27年1月期の売上高は約2億円まで落ち込んでおり、今月8日、事業を停止し自己破産申請の準備を始めた。

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