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バニラ・エア、関空就航 成田に続く第2拠点に 3月以降の夏ダイヤで路線開設

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バニラ・エア、関空就航 成田に続く第2拠点に 3月以降の夏ダイヤで路線開設

那覇に向け出発するバニラ・エア便=成田空港 那覇に向け出発するバニラ・エア便=成田空港

 ANAホールディングス傘下の格安航空会社(LCC)で、成田空港を拠点とするバニラ・エアが関西国際空港に就航する方針を固めたことが6日、分かった。夏ダイヤ(3月27日から10月)での路線開設で、訪日外国人の急増で需要が拡大する関空-成田線のほか、台湾や香港などの国際線を想定。関空を成田に次ぐ第2拠点化することも視野に入れている。

 バニラ・エアは成田空港を拠点に国内は札幌、那覇、奄美(鹿児島県)の路線を開設しているが、関空や大阪(伊丹)空港など関西への路線はなかった。夏ダイヤからの就航に向け、すでに搭乗券の手続きや運航管理、手荷物を預かるためのカウンター業務などに携わる空港職員の募集を始めている。

 関空はLCCの誘致を重視し、国際線全体に占めるLCCの比率は3割を超えている。現行の冬ダイヤではアジアを中心に16社が25都市に就航しており、国内最大の路線網を持つ。

 この路線網を支えるのが急増する訪日外国人で、バニラ・エアは関空への就航でこれらの訪日客の取り込みをねらう。また、もともと搭乗率が低迷していた関空-成田線についても、近年は訪日客向けの乗り継ぎ需要が拡大しており、採算がとれると判断したとみられる。

 関空はバニラ・エアと同じANA系LCCのピーチ・アビエーションや、中国最大のLCCの春秋航空なども拠点にしており、バニラ・エアの参入でLCCをめぐる競争が激化しそうだ。

    ◇

 《バニラ・エア》 平成23年8月に全日本空輸とマレーシアのLCC、エアアジアとの合弁でエアアジア・ジャパンとして設立。25年6月に合弁を解消し、同年11月にANAホールディングス完全子会社のバニラ・エアとして再出発した。成田空港を拠点に、国内線では札幌、那覇、奄美(鹿児島県)、国際線では台湾と香港に路線を持つ。

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