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スーパー歌舞伎 市川猿之助 日本の神髄ヤマトタケル…「若者の孤独強調したかった」

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スーパー歌舞伎 市川猿之助 日本の神髄ヤマトタケル…「若者の孤独強調したかった」

ヤマトタケルについて熱く語る市川猿之助(寺口純平撮影)

 ヤマトタケルは父・帝の命で熊襲(くまそ)や蝦夷(えみし)を征討する。罪もない人々や土地を征服することに疑問を感じるという声もありますが、実際、ヤマトタケルが出雲の勢力・イズモタケルを剣をすり替えてだまし討ちにする記述が「古事記」にあります。昔はだまし討ちはずるいという感覚はなかったそうですから、ヤマトタケルの物語をいまの視点で解釈してはいけない。でも、現代の考えで見るからこそ、ドラマが生まれるわけです。

 演じていて思うのは、この物語は、親と子が葛藤の末、分かりあえるという点で非常に現代的。また、宮廷という閉ざされた世界で束縛されているがゆえに自由を求める彼の魂は、ある種、伝統の世界と似ているように思うのです。私は閉塞(へいそく)感を打ち破って自由奔放にやっていく。そこにヤマトタケルへの大いなる共感があります。

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