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【エンタメよもやま話】スター・ウォーズ“違和感の覚醒” 「エピ7」は創造力ゼロ…切り貼り編集の“老人”同窓会

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【エンタメよもやま話】
スター・ウォーズ“違和感の覚醒” 「エピ7」は創造力ゼロ…切り貼り編集の“老人”同窓会

 そして、そのミレニアム・ファルコン号にハン・ソロ(ハリソン・フォード)とチューバッカが「I’m home!」と登場。映画館では拍手が起きるのですが、SWが世に生まれた「エピソード4/新たなる希望」(1977年、監督・脚本ジョージ・ルーカス)の公開時に34歳だったフォードもいまや73歳。素直に拍手する気になれませんでした。

「ターミネーター」演じるシュワちゃんと同じ…老いた「ハン・ソロ」は現役感が空回り…

 そして、その佇(たたず)まいは、今年7月公開のターミネーターシリーズのリブート作「ターミネーター:新起動/ジェニシス」(アラン・テイラー監督)での68歳のアーノルド・シュワルツェネッガーと同じでした。

 この作品でシュワちゃん演じる老いたターミネーターT800は、自分は時代遅れのポンコツだと開き直りつつ、いい味を出していたのですが、このエピ7でのハン・ソロは現役感がやや空回りしており違和感を覚えました。とはいえ、製作側から言わせれば「だから終盤、ああなったでしょ」ということなのでしょうか…。

 この辺りから記者の頭の中では「何かが違う」という疑念が膨らみ始めました。そして極めつけは何といっても、ハン・ソロと、レジスタンスの将軍となっているレイア姫(キャリー・フィッシャー)との久々の再会の場面です。73歳の老いたハリソン・フォードと、上沼恵美子みたいなキャリー・フィッシャー(59歳)が醸し出すラブラブな雰囲気に、どう反応すればいいのか戸惑うばかり…。さらに最後の最後に登場するルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)も髭面の64歳…。

 こう書くと「エピ6から30年後が舞台なんだから当たり前だろバカか!」と得意満面に言い放つ人が多いと思いますが、記者は全くそうは思いません。

 なぜなら、エピ6の30年後だからといって、ハン・ソロやレイア姫やルークが年老いて生きている必然性はそれほどないからです。

 個人的には、この3人はレジスタンスの間で伝説になっている故人で、旧3部作でのオビ=ワン・ケノービのように、レイやフィンがピンチの時に若い頃の姿で時折、現れる方がよっぽど感動すると思うし、むしろレイやフィンやポーら新たな登場人物にこそ、もっともっと活躍の場を与えるべきだったのではないでしょうか。

大事なのは小手先の演出ではなく…やっぱ、あれでしょ! あれ!

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