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【衝撃事件の核心】暴走族の“断末魔”か、警官を挑発する「イレブンスリー」…岸和田にギャラリー3千人 

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【衝撃事件の核心】
暴走族の“断末魔”か、警官を挑発する「イレブンスリー」…岸和田にギャラリー3千人 

大阪府内の暴走族の推移。全国的にも暴走族は激減しているが、大阪・岸和田の「イレブンスリー」は拡大の動きを見せている 大阪府内の暴走族の推移。全国的にも暴走族は激減しているが、大阪・岸和田の「イレブンスリー」は拡大の動きを見せている

 背景には、摘発強化がある。大阪府警暴走族対策室によると、平成初期には府内各地に110前後のグループがあり、メンバーも2千人以上いたが、26年には15グループ835人に減少した。

 16年に改正道交法が施行され、自動車やバイクを連ねて通行する「共同危険行為」について、実際に被害者が出なくても適用できるようなったことも取り締まりに拍車をかけた。加えて、暴走族自体だけでなく、暴走行為を助長したとして特攻服を製作した服飾業者を摘発するなど、包囲網は狭まっていった。

 府警幹部は「暴走行為が行われるのはたいてい深夜から早朝。他の車や歩行者を危険にさらすだけでなく、騒音で安眠を妨げられる近隣住民の迷惑は計り知れない。少しでも違反があれば徹底的に捜査してきた」と力を込める。

主流は「ゲリラ暴走」

 数百台が一斉に走るイレブンスリーは、今や〝絶滅寸前〟となっている暴走族たちの「最後の晴れ舞台」なのか。ただ実際の雰囲気を見る限り、そうした昔ながらのチームがいる一方、「非日常のお祭り騒ぎ」的なノリで参加している者も多いようだ。

 一方、府警によると、大規模な集団暴走に代わって台頭しているのが、「ゲリラ暴走」と呼ばれる少人数での行為だという。

 ミニバイクなど5~6台で、服装もジーンズやトレーナーなどいたって普通。出身中学校や地元などは関係なく、LINEで連絡を取り合い、気の合った仲間同士で好きなときに走るスタイルだ。厳しい上下関係もなく、ある意味、今時の若者らしいといえる。

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