産経WEST

【経済裏読み】中国LGBT、英国人口に匹敵?「爆買い」潜在力計り知れず 旅行業も関心

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【経済裏読み】
中国LGBT、英国人口に匹敵?「爆買い」潜在力計り知れず 旅行業も関心

LGBTの支援活動などに使われるレインボーのシンボルカラー。存在感の高まりとともに経済への期待も膨らむ(ロイター)

 LGBTと呼ばれる性的少数者=L(レズビアン)、G(ゲイ)、B(バイセクシュアル)、T(トランスジェンダー)=の経済力がクローズアップされている。旅行や外食などに資金を回しやすい所得層が世界的にはLGBTに多いとされ、消費の牽引役になりえるとみられているからだ。その中でも、脚光を浴び始めているのが英国の人口に匹敵するともいわれる中国のLGBT。従来LGBTはタブーな存在だったが、同国でもようやく理解される風潮が出てきた。「爆買い」期待は、LGBTツーリズムにも広がろうとしている。

拡大するLGBTビジネス

 LGBTをターゲットにしたビジネスは、すでにグローバル企業を中心に始まっている。

 「レズビアンおよびゲイのお客様向けの旅」

 LGBTへのサービスに積極的なデルタ航空は、自社のサイトでこうしたタイトルを掲げ、マイアミ(米国)やシドニー(オーストラリア)など世界各国にあるレズビアンらに人気の観光スポットを紹介。サイトは、英語や日本語、中国語など多くの言語に対応している。

 日本では、JR西日本グループのホテルグランヴィア京都(京都市)が平成26(2014)年3月、欧米からの旅行客を想定した「同性婚プラン」という婚礼・宿泊パックを発売した。臨済宗妙心寺派の春光院(京都市)と提携して、仏前での挙式費用と宿泊代など込みで、3泊4日で77万7000円。日本人客にも応じている。

 同ホテルは、2006年に日本企業として初めて「国際ゲイ・レズビアン旅行業協会」(IGLTA)に加盟したことで知られ、LGBTの支援やビジネスに先駆的に取り組んでいる。

LGBT専門の旅行どっと…中国人6割、同性愛に理解、あのアリババ社も動く

関連トピックス

「産経WEST」のランキング