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【本紙前ソウル支局長無罪】訴追は“いちゃもん”朴政権の意趣返し 九州総局長 佐々木類

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【本紙前ソウル支局長無罪】
訴追は“いちゃもん”朴政権の意趣返し 九州総局長 佐々木類

産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の判決を受けて、配布された号外=17日午後、大阪市北区(山田哲司撮影)

 韓国の朴槿恵大統領の名誉をコラムで傷つけたとして在宅起訴された弊社の加藤達也前ソウル支局長に対し、ソウル中央地裁が17日、無罪判決を言い渡したのは当然だ。

 言論や報道の自由を掲げる民主主義国家としては、起訴自体があるまじきことで、異様であった。これが欧米メディアの特派員だったら、韓国検察当局は、果たして同じように起訴したかどうかは疑問である。

 問題とされたコラムが日本の新聞、とりわけ、是々非々で朴槿恵政権に関する記事を掲載してきた産経新聞を狙い撃ちにしたと勘ぐられても仕方あるまい。

 あり得ないことだが、仮に安倍政権が同じような理由で在京の韓国特派員を起訴した場合を考えてみればよい。韓国検察当局の常軌を逸した対応ぶりが容易に想像できよう。

 九州赴任前、ワシントン特派員としてホワイトハウスや国務省などを取材したことがある。オバマ大統領やヒラリー国務長官らの一挙手一投足を報じる米メディアの論評は辛辣だ。

 朝鮮日報を引用したこの程度のコラムで起訴されることがあったら、どれだけの米メディアの記者が訴追されたか知れない。

 少なくとも、自由と民主主義という共通の価値観を有する米国や日本のような国では考えられない話なのだ。

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