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【「橋下劇場」閉幕~8年の軌跡~】(1)「民主主義に対立は必要不可欠」 最後はジョーク混じりも橋下節は健在

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【「橋下劇場」閉幕~8年の軌跡~】
(1)「民主主義に対立は必要不可欠」 最後はジョーク混じりも橋下節は健在

対話と協調だけでは

 「民主主義においては、対立っていうものが絶対必要不可欠。対立がなければ、選挙で有権者が何を支持したのかっていうことが見えない。だから対話と協調だけではね、民主主義なんてのは機能しませんよ」

 12月8日、橋下徹の大阪市長として最後の定例会見は約2時間半に及んだ。これまでの会見とは打って変わり、ジョーク交じりの和やかな雰囲気に終始したが、最後まで“橋下節”は健在だった。

 選挙戦を「現代の大戦争」といってはばからなかった橋下。タブー視されてきたテーマであえて論争を仕掛け、対立をあおって選挙に持ち込む手法は、最も得意とする戦術だった。

 大阪市を廃止し、特別区に分割する大阪都構想、関西国際空港への一本化を進めるための大阪(伊丹)空港廃港論、大阪市の第三セクターが建設した超高層ビル「大阪ワールドトレードセンタービルディング」への府庁移転案、教育委員会廃止論…。

 後に、軌道修正した主張も少なくないが、橋下が仕掛けた論争は枚挙にいとまがない。

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