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【世界を読む】中国が閉め出した25歳ミス・カナダ「美人コンテスト優勝者の入国、そんなに怖い?」一歩も引かず攻勢

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中国が閉め出した25歳ミス・カナダ「美人コンテスト優勝者の入国、そんなに怖い?」一歩も引かず攻勢

中国への入国を拒否され、香港で記者会見するミス・ワールドのカナダ代表、アナスタシア・リンさん。大国・中国を相手に一歩も引く気配はない=11月27日(ロイター)

 中国の人権弾圧を批判して入国を拒否されたミス・ワールドのカナダ代表アナスタシア・リンさんに中国共産党系の新聞が、「25歳の美しい女性が、偏見を持つ西側の人間の同情を得るのは簡単だ」などと酷評した。これに対し、リンさんは「私には与えられたチャンスを使う責任がある」とカナダ紙で反論するなど一歩も引かない。少年が巨人と戦う旧約聖書の故事に米紙がたとえるなど、「美の祭典」から発した論争は大きな注目を集めている。(坂本英彰)

「そんなに怖いのか」

 「中国政府に聞いてみてください。美人コンテスト優勝者の入国がそんなに怖いのですか? 中国共産党と違う考えを持っているからといって今度は(北京で開催される)冬季五輪の出場選手も拒むのですか?」

 中国系カナダ人のリンさんは11月末、香港で各国メディアに訴えた。ミスワールドの世界大会(12月19日)が開かれる中国・海南島のリゾート地、三亜市に向かおうとして入国を拒否されたのだ。

 「中国政府は私が信じるものによって私を罰した。人権問題について話すことを封じようとしたのです」

 13歳でカナダに渡り、かすかに中国語なまりが残る英語でリンさんは、自らの主張を明確に訴えた。名門トロント大学で舞台芸術を学んで女優となり、5月にカナダ代表に選ばれた。中国の人権について厳しい姿勢を示してきたが、最近は中国で非合法化されている気功集団「法輪功」の支持者を演じて7月に宗教の迫害に関する米議会の公聴会に招かれ、拷問など激しい弾圧の実態も証言した。

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