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蠢く第3極…京都市長選「非共産」対「共産」から一転、混戦模様へ

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蠢く第3極…京都市長選「非共産」対「共産」から一転、混戦模様へ

来年2月投開票の京都市長選に独自候補擁立を表明した京都党の市議=京都市中京区の京都市役所

 来年1月24日告示、2月7日投開票の京都市長選をめぐり、地域政党「京都党」が7日、独自候補を擁立する方針を明らかにした。選挙戦は当初、3選をうかがう現職の門川大作市長(65)と、共産系が擁立する候補との一騎打ちが大方の見方。しかし、一転、混戦模様となりそうだ。11月の大阪ダブル戦で勢いに乗る維新も候補者擁立の可能性を検討するなど“第3極”の動きは活発化。立候補予定者説明会を10日に控え、各党の動向に注目が集まっている。

 「この8年を評価できない。独自候補の擁立を視野に入れている」。7日午前、京都市役所で会見を開いた地域政党「京都党」の市議らは、2期にわたる門川市政を批判。独自候補の擁立を正式に表明した。

 京都市長選にはこれまで、共産が推薦する元市教組執行委員長の本田久美子氏(65)が無所属で立候補を表明している。

 門川氏長はすでに立候補の意向を固めており、自民、民主、公明の与党3会派が推薦を決定。近く正式な立候補表明を行う見通しだ。

 過去5回の市長選のうち4回が「非共産」と「共産」の事実上の一騎打ちとなっており、京都党が挑むのは今回が初めて。ただ、党結成前の平成20年、門川氏が初当選した市長選には現在党代表を務める村山祥栄市議が立候補した。以前から「地域政党として首長を目指すのは当然」というのが党の主張で、党幹事長の江村理紗市議は「『共産』と『非共産』以外の選択肢を市民に示さないといけない」と意気込む。

 一方、11月の大阪ダブル選の完勝を背景に、「京都維新の会」も候補者擁立を模索している。4月の統一選では市議、府議ともに議席を獲得している。

 維新市議団長の豊田貴志市議は、門川市政を「60点」と評価したうえで、「維新の行った政策提言に対する扱いが悪い。自民・公明・民主の与党3会派以外への対応が冷淡すぎる。推薦は極めて困難だ」と指摘し、候補者の擁立を示唆。水面下で候補者の人選を進めているという。

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