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丹後王国を広く発信…古代丹波歴史研究所がオープン、開所式に100人 京都・宮津市

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丹後王国を広く発信…古代丹波歴史研究所がオープン、開所式に100人 京都・宮津市

古代丹波歴史研究所の開所式であいさつする伴とし子所長=宮津市大垣の籠神社社務所

 京都府宮津市大垣の籠神社境内に古代丹波歴史研究所(伴とし子所長)がオープンし、同神社社務所で開所式が開かれた。伴所長は「この研究所を拠点に、古代に光を放った丹後王国のことを広く知ってもらえるよう研究や講演活動などを展開したい」と意気込んでいる。

 開所式には古代の丹後に関心を持つ人たち約100人が全国から集合。式で伴所長は「籠神社に伝わる国宝の海部氏系図を研究することは単に地方史にとどまらず日本史の解明につながる大変重要な事業。丹後王国の謎を解き、先人がつくりあげてきたこの国の黎(れい)明(めい)のころを深く研究していきたい」と述べた。

 また、井上正嗣・宮津市長は「日本のふるさとである古代の丹後に光を当て、研究・発信されることを期待しています」と祝辞を述べた。

 開所式に続いて開かれた第1回研究会では、白山芳太郎・皇學館大教授が「古代文献について」の題で、伴所長が「『古事記』の天孫降臨と『海部氏系図』の重要性」の題で発表を行った。

 丹後国は和銅6(713)年、丹波国の5郡を割いて設置された。それ以前は丹後という地名がなかったことから、研究所の名は古代丹波歴史研究所となっている。

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