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関空第4ターミナルへは「動く歩道」の連絡橋で…運営引き継ぐオリックス連合が検討 LCC需要拡大見越し

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関空第4ターミナルへは「動く歩道」の連絡橋で…運営引き継ぐオリックス連合が検討 LCC需要拡大見越し

 関西国際空港と大阪(伊丹)空港の運営権を取得したオリックスとフランスの空港運営会社バンシ・エアポートなどでつくる企業連合が、格安航空会社(LCC)の乗り入れ需要増などを見込んで関空2期島に建設を計画する第4ターミナルについて、鉄道駅などのある海を挟んだ1期島から「動く歩道」を敷設した連絡橋の設置を検討していることが4日、わかった。現在、2期島の第2ターミナルにはシャトルバスかマイカーで行く必要があるが、第4へは徒歩移動が可能となり利便性が高まる。

 関空では平成24年、国内初となるLCC専用の第2ターミナルが2期島にオープン。関空を拠点にするピーチ・アビエーションが主に使用している。

 さらに訪日外国人増加を受け、関空を運営する新関西国際空港会社は今年6月から第2と隣接する第3ターミナルの建設を開始。国際線専用で29年春に運用開始予定で中国最大のLCC、春秋航空が拠点にするとみられる。

 来年3月末に関空の運営権を引き継ぐオリックス連合は、第3が完成してもLCCの処理能力が足りないと判断し、第3のさらに隣にLCC向けの第4ターミナルの建設を計画。ただ、第2と第3を合わせた年間の許容旅客数は約800万人で、利用客はいずれもバスやマイカーで移動しなければならない。

 第4もこれらと同規模の旅客数が見込まれるが、2期島へのバス乗り入れは限界となる。ちょうど第4の予定地がJR西日本と南海電気鉄道が乗り入れる関西空港駅と海を挟んだ正面に位置することから、連絡橋設置の検討を始めた。駅からの距離は500メートル程度になるため、「動く歩道」も敷設し利便性に配慮する。

 関空は東南アジアや韓国のLCCの新規就航が相次ぎ、27年の冬ダイヤ(28年3月26日まで)のピーク時でLCCは週339便となり、旅客便に占める比率は3割を超えている。

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