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宮内庁が景行天皇陵の調査現場を公開 奈良・天理市

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宮内庁が景行天皇陵の調査現場を公開 奈良・天理市

報道陣に公開された景行天皇陵の内部=4日午前、奈良県天理市(村本聡撮影)

 宮内庁は4日、「景行(けいこう)天皇陵」として管理する奈良県天理市の前方後円墳・渋谷向山(しぶたにむかいやま)古墳(4世紀後半)の整備工事に伴う発掘調査の現場を報道陣に公開した。調査では葺石や埴輪(はにわ)列などが見つかった。午後には研究者らに公開する。

■あのヤマトタケルの父…

 景行天皇陵は全長約300メートルの巨大古墳で奈良盆地の東南部に位置し、近くには「崇神(すじん)天皇陵」とされる行燈山(あんどんやま)古墳や黒塚古墳などが点在。前方部は西を向き、盾形の周濠(しゅうごう)を巡らせている。これまでの調査では円筒埴輪などが見つかっており、今回は墳丘や濠にのびる渡土堤(わたりどて)周辺を調査した。

 景行天皇は「古事記」「日本書紀」で、日本武尊(やまとたけるのみこと)の父として記されている。宮内庁は昭和40年代以降、陵墓などで整備工事を実施。工法検討のため考古学的調査を行い、現場を公開している。

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