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「田舎暮らしのための百の技術習得支援」 洲本市が古民家改修して交流拠点に

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「田舎暮らしのための百の技術習得支援」 洲本市が古民家改修して交流拠点に

都市住民との交流拠点として洲本市が改修した築100年以上の古民家=洲本市五色町鮎原下

 洲本市は同市五色町鮎原下の古民家を改修し、農林水産物の販売や大学生との域学連携活動、就農希望者の短期滞在など、都市部住民との交流拠点として活用することを決めた。「田舎暮らしのための百の技術習得支援事業」として、12月補正予算に改修費2千万円を盛り込み、3日開会の市議会に提案する。

 同市によると、建物は明治42(1909)年に建てられ、築106年。隣接する田んぼを含めた敷地面積約674平方メートル、木造平屋建ての母屋約150平方メートルなどで、所有者が平成25年8月に市に寄付した。民家として使われ、近くにお堂があることから地元では「辻堂さん」(ついどはん)と呼ばれていたことから、施設名は「ついどはん」が検討されている。

 地域の課題に大学と協力して取り組む「域学連携」の一環で、今夏から建築を学ぶ京都工芸繊維大の学生が協力して母屋の改修を行ってきた。通り門や蔵も改修し、今年度中に完成する予定。

 農林水産物の販売スペースや地元料理の提供のほか、域学連携事業を行う学生や移住、就農を希望する人が短期宿泊できる施設を備えている。市の担当者は「農林水産物の情報発信に加えて就農希望者や学生に来てもらい、にぎわいを作り出せれば」としている。

 施設の運用主体は未定で、来年度を試験期間として集客イベントなどを実施しながら地元や民間企業など施設運営者を検討していく。

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