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【原節子さん死去】「東京物語」の旅館女将、秘話語る…「廊下を歩くとき、必ず浴衣の袖で顔を隠す」

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【原節子さん死去】
「東京物語」の旅館女将、秘話語る…「廊下を歩くとき、必ず浴衣の袖で顔を隠す」

映画「東京物語」の撮影当時、原節子さんらが宿泊した広島県尾道市の旅館「竹村家」=26日午前

 「本当に寂しい」。原節子さんが出演した小津安二郎監督の映画「東京物語」(昭和28年)が撮影され、原さんも当時宿泊した広島県尾道市の旅館「竹村家」の4代目、武田敬子さん(50)が、先代から聞いた思い出の数々を語った。

 武田さんは、先代の父和頼さんから東京物語を撮影した当時の様子を聞かされて育った。

 父が話す原さんは「廊下を歩くとき、必ず浴衣の袖で顔を隠して歩き、おとなしい印象」。その一方で、旅館内に無断で入り、談笑中の原さんにカメラを向けた記者に、「どこの社ですか」と怒ったこともあったとのエピソードも聞いた。

 当時の尾道駅は、原さんの姿を一目見ようと大勢のファンが押しかけ、騒然とした状態に。和頼さんが、西隣の糸崎駅で降りるようにと電報を打ち、タクシーでようやく「竹村家」までたどり着いたという。

 原さんが宿泊した部屋は、今もそのままの形で残っている。

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