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“世界初”放射線カードゲーム開発 α線にβ線、γ線…「楽しく理解を」 京大

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“世界初”放射線カードゲーム開発 α線にβ線、γ線…「楽しく理解を」 京大

放射線を学べるカードゲーム「ラドラボ」を開発した京大の角山雄一助教(右)ら

 遊びながら放射線を正しく理解してもらうことを目的にしたカードゲームを京都大学の研究者らが開発し22日から販売を開始する。平成23年3月の東日本大震災に伴う原発事故を契機に生まれたゲームで、関係者らは「学校教育で学ぶことがなかった放射線を理解するきっかけにしてほしい」と話している。

 カードゲーム「ラドラボ」は、京大放射性同位元素総合センターの角山(つのやま)雄一助教(47)が監修し、京都造形芸術大出身者が立ち上げたカードゲーム製造ベンチャー「タンサンアンドカンパニー」(京都市左京区)と共同開発した。価格は税抜きで1800円。

 タンサン社の朝戸一聖(あさと・いっせい)社長(27)は「放射線がテーマのカードゲームはこれまで世の中になかった」と指摘。初年度の販売目標として「業界内で売れ筋」とされる1千部を狙う。

 カードゲームは2人用の対戦型で攻撃用、守備用のカード計70枚がつく。攻撃用のカードにアルファ線、ベータ線、ガンマ線とX線、中性子線と主に4種類の放射線が描かれる。ガンマ線とX線は鉛など重い金属で防げ、中性子線はたくさんの水で防げるという仕組みを遊びながら学べる。

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