記事詳細
「関空」行きのはずが「和歌山」…80歳案内ボランティア、JR動かした!? 4カ国語カードや車内放送、全駅にポスター

追田さんがまとめ10月にJRに提出したデータでは、乗り間違えの外国人は5カ月間で少なくとも2千人以上いた。
JR西の近畿統括本部によると、本社サイドでは実態に気づいておらず、追田さんの指摘で初めて問題を認識。現場の車掌や駅員らに聞き取り調査をしたところ、追田さんの指摘が正しいことが裏付けられ対策の検討を始めていたという。
追田さん宅には近くJR西から感謝状が届けられるという。対策について追田さんは「放送やカードなどこれだけ丁寧な対策をしたら間違えて困る方もぐんと減ると思う。とにかくほっとした」と喜んでいる。