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危険ドラッグの代用? 医療用笑気ガス詰めた「シバガス」を初押収 近畿厚生局麻薬取締部

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危険ドラッグの代用? 医療用笑気ガス詰めた「シバガス」を初押収 近畿厚生局麻薬取締部

新たな危険ドラッグとして乱用が危惧されている「シバガス」。厚生労働省が取り締まりを強化している(同省提供)

 危険ドラッグを密売目的で所持したとして、薬事法(現・医薬品医療機器法)違反容疑で逮捕された大阪市平野区の無職男(37)の自宅から、医療用ガスの亜酸化窒素を充(じゅう)填(てん)した小型ボンベ「シバガス」計8本が押収されていたことが19日、近畿厚生局麻薬取締部への取材で分かった。麻薬取締部がシバガスを押収したのは全国で初めて。男は「販売目的で仕入れた」と供述しており、麻薬取締部は入手ルートの解明を進めている。

 亜酸化窒素は笑気ガスとも呼ばれ医療用麻薬として用いられる。医師の処方が必要な医薬品だが、吸引すると陶酔感が得られるなどとして、規制が強化された危険ドラッグに代わり徐々に浸透している。厚生労働省が9月末、医薬品医療機器法の無許可販売に当たる可能性があるとして、販売業者の取り締まりを強化する方針を示していた。指定薬物への指定も検討されている。

 男は同市東住吉区のコンビニ駐車場で指定薬物を含む植物片約14グラムを所持していたとして、6月に大阪府警や同取締部に逮捕されていた。

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