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【大阪ダブル選・密着ルポ】 自民党推薦 柳本顕氏(41) 柔らかさの中に強さ “お父ちゃん”なにわを走る

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【大阪ダブル選・密着ルポ】
 自民党推薦 柳本顕氏(41) 柔らかさの中に強さ “お父ちゃん”なにわを走る

支持を訴える柳本顕氏=12日、大阪市内

 「いってらっしゃい」。妻の友紀さん(44)と長男(6)に見送られて家を出るとき、温和な表情はより一層、柔らかくなる。友紀さんとハイタッチし、長男の髪をくしゃくしゃにするようにして頭をなでると、口元を引き締めて街頭へと繰り出した。

 支持を求めて握手するときは必ず相手の目線に合わせ、ひざを曲げる。実直な人柄が党派を超えて支持され、大阪都構想の住民投票では反対派のリーダーに押し上げられた。

 敵を作らない半面、「自分のカラーを押し出すタイプではない」という評価もあったが、その見方は大阪市長選告示日に一変した。

 雨の中、力強い身ぶり手ぶりを交え、「独裁者に大阪を任せるわけにはいかない。まして、独裁者の操り人形に大阪を任せられるわけがない」と闘争心をむき出しにした。25歳で市議に初当選した当時を知るベテラン市議は「面構えが変わった。本当に頼もしくなった」と目を細める。

 早朝から支援者回りや街頭演説に走り回るハードな日々。さぞかし疲れているかと思いきや「自分の言葉で情報発信したい」と休憩時間も返上し、自らツイッターやフェイスブックを更新する。

 そんな姿を大阪ダブル選でペアを組む知事候補は「働き者のお父ちゃん」と呼ぶ。「一緒に野球をしたい」という長男の願いはなかなかかなえられないが、大阪を引っ張る“大黒柱”になるため、今日も街角を走り、声をからす。

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