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向精神薬を不正転売 奈良の薬剤師を逮捕 兵庫県警

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向精神薬を不正転売 奈良の薬剤師を逮捕 兵庫県警

 生活保護受給者らが向精神薬を不正転売していた事件で、仕入れた向精神薬を処方箋(しょほうせん)を持たない相手に転売したとして、兵庫県警生活経済課が12日、麻薬取締法違反(営利目的譲渡)容疑で、奈良市法華寺町、元薬局経営の薬剤師、河原康平容疑者(40)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、河原容疑者は大阪府豊中市で薬局を経営していた約10年前から、患者の処方箋用として製薬会社から仕入れた向精神薬を、代金を上乗せしてインターネットで転売。薬局は昨年廃業したが、今年にかけて数万錠を売ったとみられる。麻薬取締法は薬局経営者に向精神薬の売買記録を2年間保管するよう義務づけているが、河原容疑者は記録を残していなかったという。

 逮捕容疑は今年1月、東京都世田谷区のマンション経営、小岩井由香被告(55)=麻薬特例法違反罪で公判中=に向精神薬数十錠を数千円で販売していたとしている。

 小岩井被告は河原容疑者のほか、医療費が全額公費負担となる生活保護の元受給者2人=いずれも麻薬取締法違反罪で起訴=からも向精神薬を仕入れ、全国約170人に販売し約2800万円を売り上げていた。

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