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【関空運営権売却】1兆円規模の巨額投資、オリックス連合 新ターミナルやホテル建設

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【関空運営権売却】
1兆円規模の巨額投資、オリックス連合 新ターミナルやホテル建設

 関西、大阪両空港の運営権の売却先を発表し、記者会見する新関西国際空港会社の安藤圭一社長=10日午後、関西空港

 関西国際空港と大阪(伊丹)空港の運営権売却で、新関西国際空港会社は10日、入札に唯一参加していたオリックスとフランスの空港運営会社バンシ・エアポートなどでつくる企業連合に優先交渉権を与えると発表した。オリックス連合は44年間の運営期間中に従来規模の約1・6倍となる1兆円の設備投資を計画。格安航空会社(LCC)の誘致に向けたターミナルや宿泊施設の建設を計画している。

 オリックス連合は今月中をめどに空港運営に当たる特定目的会社(SPC)を設立。年内に新関空会社との間に実施契約を結び、来年3月末に運営権が移管される予定。SPCの資本金は800億円で、オリックスとバンシが40%ずつを出資。残りの20%をパナソニックや関西電力など関西企業を中心にした30社が負担する。

 SPCは運営権の対価として年間490億円ずつを44年かけて新関空会社に支払う。これに加えて、売上高が1500億円を超えた場合は、超過分の3%を支払う条件を提示した。

 運営権移管後は、オリックスとバンシがそれぞれの得意分野を生かし、ターミナル新設や航空会社誘致、商業施設拡充を進める。訪日外国人向けに宿泊施設を拡充するなど、年間約215億円の戦略的な投資を見込んでいる。

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