産経WEST

【衝撃事件の核心】「反戦」京大中核派のバリケード封鎖 新左翼運動に垣間見える〝保守化〟 機動隊介入前に撤去したのは一般学生だった

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【衝撃事件の核心】
「反戦」京大中核派のバリケード封鎖 新左翼運動に垣間見える〝保守化〟 機動隊介入前に撤去したのは一般学生だった

バリケード封鎖をした校舎の前でマイクを握り、反戦や大学への不満を訴える参加者。一般学生の反応は「封鎖は迷惑」と冷ややかだった=10月27日、京都市左京区の京都大吉田南キャンパス バリケード封鎖をした校舎の前でマイクを握り、反戦や大学への不満を訴える参加者。一般学生の反応は「封鎖は迷惑」と冷ややかだった=10月27日、京都市左京区の京都大吉田南キャンパス

 訴えたいことはもう一つあったという。「昨年の京大の公安侵入などに対し、山極(寿一)総長は『学内での捜査に協力したい』と述べた。もはや京大は『中立』でも『リベラル』でもない」

 この発言には少し補足が必要だろう。

 京大では昨年11月、過激派対策などを担当する京都府警警備2課の警察官がキャンパス内に入り、学生らに取り押さえられる騒動があった。府警と京大との間には、警察官が大学構内に立ち入る際には事前通告を行うという申し合わせがあった。

 このとき、警察官が大学構内に立ち入ったことについて、京大側も「事前通告なしに警察が立ち入ったことは誠に遺憾」とするコメントを発表していた。しかし、バリケード封鎖を行ったメンバーたちは、こうした大学側の対応にも納得できなかったようだ。

 代表を名乗る学生は、封鎖を行った意義について「キャンパスで授業が平常に行われる限り、大学の現状維持をどこまでも許すことにしかならない」としていた。

一般学生「他人に迷惑」

 10月27日の京大バリケードに話を戻す。

 学生や教職員が建物内に入ることができなくなると、授業などを行うことができなくなる。この事態を受けて京大は、教室の振り替えなどの措置をとるとともに、京都府警に出動要請をした。

 府警では機動隊員ら約170人が大学近くの川端署に待機。威力業務妨害容疑でバリケードを強制排除する検討を始めた。

 しかし、警察の出動を待たずして午後1時ごろに事態が動いた。バリケードのメンバーとは別の学生たちが、「他人に迷惑だ」などとして立て看板を撤去し始めたのだ。

このニュースの写真

  • 「反戦」京大中核派のバリケード封鎖 新左翼運動に垣間見える〝保守化〟 機動隊介入前に撤去したのは一般学生だった
  • 「反戦」京大中核派のバリケード封鎖 新左翼運動に垣間見える〝保守化〟 機動隊介入前に撤去したのは一般学生だった
  • 「反戦」京大中核派のバリケード封鎖 新左翼運動に垣間見える〝保守化〟 機動隊介入前に撤去したのは一般学生だった

「産経WEST」のランキング