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伊藤ハムと米久統合で共同会見 本店は東京移転 持ち株会社社長は米久社長

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伊藤ハムと米久統合で共同会見 本店は東京移転 持ち株会社社長は米久社長

記者会見後に握手する伊藤ハムの堀尾守社長(右)と米久の宮下功社長=6日、大阪市中央区(藤原直樹撮影)

 来年4月に経営統合する伊藤ハムの堀尾守社長と米久(よねきゅう)の宮下功社長が6日、大阪市内で共同記者会見を開き、統合後の持ち株会社の名称を「伊藤ハム米久ホールディングス」とし、社長には米久の宮下社長が就任することを明らかにした。伊藤ハムの堀尾社長は代表権のない会長に就く。本店所在地は現在、伊藤ハムが神戸市、米久が静岡県だが、持ち株会社は東京都目黒区に置く。

 食肉加工2位の伊藤ハムと7位の米久の統合で首位の日本ハムを追い上げる。伊藤ハム1株に対し持ち株会社1株、米久1株に対し持ち株会社3・67株を割り当てる。東京証券取引所で両社の株式は3月29日に上場廃止となる。

 持ち株会社社長には当初、伊藤ハムの堀尾社長が就任する予定だったが、堀尾社長は「5年、10年先の成長を見据えた」と話し、三菱商事出身で47歳と若い宮下社長にかじ取りを任せた。両社とも三菱商事が筆頭株主で、統合後の三菱商事の出資比率は38%程度になる見込み。

 堀尾社長は「生産や物流態勢を見直すことで数十億円分のコスト削減が可能。両社の相乗効果を出すことで業界トップをねらう」と強調した。

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