産経WEST

動物保護施設でイベント 下半身不随で車いすの猫や犬も 背景には「虐待」の可能性

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


動物保護施設でイベント 下半身不随で車いすの猫や犬も 背景には「虐待」の可能性

お気に入りの車いすにご機嫌のイヌのバード=大阪府能勢町の「ハッピーハウス」(岡本義彦撮影)

 さまざまな理由で行き場を失った犬猫約570匹が暮らす能勢町の動物保護施設「ハッピーハウス」が今月、犬猫たちとのふれあいイベントを開催した。新たな飼い主との出会いを提供するのが狙いだが、会場には下半身不随のため車いすで歩く犬の姿も。この施設によると、近年、老齢のため脚が不自由になった犬や、交通事故や虐待などが原因で下半身不随になる猫が増えているという。

 新たな飼い主を探して

 施設を運営する公益財団法人「日本アニマルトラスト」(甲斐尚子代表)が今月18日に富田林市内で開いたイベント。ミニチュアダックスフンドやパピヨンたちが尻尾を振ってじゃれる愛らしい姿に「かわいい!」「離れがたくなる」と、誰もが相好を崩した。

 イベントには犬約20匹、猫約10匹が参加。中には尻尾がなかったり、脚を引きずったり、失明した犬も。この日、引き取り希望の面談を受けた和泉市の会社員、鈴木慶子さん(54)はマメシバを1年2カ月前に失った。新たに犬を飼おうと会場へ足を運んだが、「こういう施設があることを知ったからには…」と話す。

 虐待? 交通事故?

 現在、同施設には要介護の犬が23匹、下半身不随の猫が6匹暮らしている。犬は高齢で歩行困難となった場合がほとんどだが、猫は交通事故か虐待と思われるケースが多いという。

このニュースの写真

  • 動物保護施設でイベント 下半身不随で車いすの猫や犬も 背景には「虐待」の可能性
  • 動物保護施設でイベント 下半身不随で車いすの猫や犬も 背景には「虐待」の可能性

「産経WEST」のランキング