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任天堂の中間決算、人気ソフトで5年ぶり営業黒字 スマホ向けゲーム、29日に発表

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任天堂の中間決算、人気ソフトで5年ぶり営業黒字 スマホ向けゲーム、29日に発表

任天堂の君島達己社長

 任天堂が28日発表した平成27年9月中間連結決算は、ゲームソフトのヒットなどで営業損益が89億円の黒字(前年同期は2億円の赤字)だった。中間期での営業黒字は5年ぶり。大阪市内で記者会見した君島達己社長は「想定通り」に収支改善が進んでいると語り、年内に発売するスマートフォン向けゲームを、29日に東京で開く経営方針説明会で発表することも明らかにした。

 売上高は前年同期比19・1%増の2041億円。前期の円安による為替差益の反動などから、最終利益は19・8%減の114億円となった。

 据え置き型ゲーム機「WiiU(ウィー・ユー)」の販売数量は、5月発売のソフト「スプラトゥーン」がヒットしたことなどから、7万台増の119万台。不振が続いた携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」は、操作性などを向上させた「Newニンテンドー3DS」を昨年10月に発売し、19万台増の228万台に回復した。

 ソフトのダウンロードによる売り上げが前期を上回るペースで伸びていることも業績に寄与した。

 9月に就任した君島社長にとっては初の決算で「(ソフトなどの)ラインアップは十分できている。この勢いを伸ばして年末商戦に向かいたい」と手応えを語った。通期の営業利益は前期から倍増の500億円と予想している。

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