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車暴走6人はね2人死亡 JR宮崎駅前歩道700メートル 運転の73歳男も搬送

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車暴走6人はね2人死亡 JR宮崎駅前歩道700メートル 運転の73歳男も搬送

 JR宮崎駅近くで通行人をはね横転した軽乗用車と、けが人を搬送するため路上に着陸したドクターヘリ=28日午後3時31分

 28日午後2時50分ごろ、宮崎市中心部の交差点からJR宮崎駅前にかけて軽乗用車が歩道上を約700メートル暴走し、通行人の男女6人を次々とはねた。宮崎県警によると、いずれも宮崎市の無職、藤本みどりさん(66)と、会社員、高木喜久枝さん(50)の2人が死亡し、東京都と宮崎県の17~68歳の男女4人が重軽傷を負った。

 車を運転していた鹿児島県日置市東市来町、職業不詳、川内実次さん(73)も、外傷性くも膜下出血で病院に運ばれた。県警は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで調べており、川内さんの回復を待って事情を聴く。

 現場は宮崎駅前の大通り沿いにオフィスビルやマンションが立ち並ぶ一角。宮崎市橘通東4丁目で起きた最初の事故の目撃者が110番した。

 県警によると、車は市中心部のデパート「山形屋」前の交差点付近から、宮崎駅前につながる「高千穂通り」の歩道に進入して暴走。駅西側の交差点で横転し、停止した。同乗者はいなかった。

 現場には、なぎ倒された自転車やかばんなどが散乱。横転した車の周囲にも、ガラスの破片や血の痕が見られた。

 被害者を救助するため、宮崎県のドクターヘリコプターも出動、駅西側の交差点に着陸した。県によると、通常は空港やあらかじめ定められた地点にしか着陸できない。ただ、救助や捜索の目的で安全の確保ができ、決められたスペースがある場合は降りられる。

 テレビのニュースで事故を知り藤本さん宅に駆け付けた親戚の男性は「本当に彼女が犠牲になったのか」と言葉少な。川内さん宅の近くに住む男性(71)は「車で奥さんと一緒にスーパーへ買い物に行く姿をよく見かけた。元気そうにしていた」と、最近の川内さんの様子を語った。

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