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【昭和クルマ列伝】セリカの挑発で始まった馬力競争 スカイラインもターボで逆襲

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【昭和クルマ列伝】
セリカの挑発で始まった馬力競争 スカイラインもターボで逆襲

2代目セリカ 2代目セリカ

 「名ばかりのGT達は、道を開ける」

 昭和54年、トヨタの2代目「セリカ」が挑発的なコピーで登場した。オイルショック後、各社が厳しい排ガス規制から抜け出せない中、セリカはスポーツ車にふさわしい130馬力の高回転型ツインカム(DOHC)エンジンを搭載した。

 けんかを売られたのはライバルの日産「スカイライン」。かつてレースで50勝を挙げ「スカG伝説」を生んだ栄光のDOHCエンジンはラインアップから外され、5代目は鈍重な6気筒エンジンを載せて「GT」を名乗っていた。

 「名ばかり」と呼ばれ、屈辱を味わった日産は、起死回生の「ターボ戦略」に打って出る。既存エンジンにターボチャージャー(過給器)をつけることで145馬力にパワーアップ。CMで「いま、スカイラインを追うものは誰か」と逆にトヨタを挑発した。

 トヨタも負けていない。セリカをターボで武装して160馬力のツインカムターボを発表。対する日産は58年、新開発のDOHCエンジンにターボを加え、190馬力の「史上最強のスカイライン」を投入。テレビドラマ「西部警察」の車両に使われて大人気となったモデルだ。

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